いつ貰ったものだか覚えていないという。
「ラッキー」とか言っているけど、素性が分からないので不気味だと思う。
でも使う。
いい機会なので、かねてからの懸案事項であったマコトの自転車を買いに行った。小さいし、ボロボロだし、よく乗ったから。
「今のままでいい」というマコトを無理矢理つれていくと、目をキラキラさせながら新しい自転車にまたがる。新しい自転車には魔力があるのだな。うん。
新しい自転車に慣れるために、そのまま交通公園へ。何の問題もなく乗りこなすマコト。倒したり、花壇にこすったり、階段を降りてきたり、初日から手荒に扱われる自転車に心の中で合掌。
「僕のクルマ、自転車だってクルマだもの」と嬉しそうなマコト。